KALは、業界をリードするATMソフトウェアをクラウドサポートにした新しいバージョンの利用が可能になったことを発表しました。この新しいソフトウェアは、後方互換性があり、クラウドをサポートしているため、KALの顧客は銀行内のプライベートクラウドで、あるいは希望次第ではMicrosoft Azureなどのパブリッククラウド・インフラストラクチャでもソフトウェアを実行することができます。
リテールバンキングのビジネスが変容を遂げていることを受けて、KALのATMソフトウェアは急速に革新を行うことにより、今日の課題に対応し、次の技術の波に備えています。 現行世代のATMソフトウェアは、WindowsベースのPC上でマイクロソフト オフィスを実行するのと同じように、ATM内で動作するように設計されています。
ソフトウェア業界はより多くのクラウドベースのサービスを提供する方向に進化していることから、銀行はこれらのソフトウェアモデルをサポートするための進歩を活用し、新しいアーキテクチャの概念を使用し、次世代のATMネットワークを構築しようとしています。 しかしながら、新しいアーキテクチャへの移行は、過去の利益の損失を意味するものではありません。 KALのソフトウェアはクラウドに移行しても、標準ベースを維持し、XFSやnexoなどのオープン標準を引き続きサポートします。
そればかりではなく、KALは、一部のATM（例：低速接続の構内ATM）がIoT Edgeアーキテクチャを使用し続けることができ、一方では支店のATMは完全なCloud実装を使用することができる混合アーキテクチャをサポートしています。これらのすべては、KALの業界をリードするATM管理及びKTCによる監視と合わせることにより、実現することができます。
KALのクラウドアーキテクチャーは、2016年にドイツのある大手銀行がライブプロダクションで初めて使用され、その後も展開は継続されています。実際には、KALはこのプロジェクトで、Windows以外の ATMで動作可能のKALクラウドの追加機能も実証しています。 この場合にはハードウェアは、まったくOSが搭載されていなく、Linuxマシンとファームウェアベースのマシンとの混在でした。
現在および将来の最高のテクノロジーを使用することにより、銀行はネットワークが非常に効率的で、常に利用可能であり、最低のコストで動作することを保証することができます。あらゆる規模の銀行において、最高のアイデアや技術を取り入れた次世代のATMネットワークを計画することが非常に重要であり、KALはその目標達成を支援することができます。